雪は天から送られた手紙

10/3 十数年ぶりに石川県加賀市に行ってきました
目的はここ 中谷 宇吉郎(なかや うきちろう)博士
中谷宇吉郎雪の科学館 です(ワンコは入れません)

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北陸はプライベートというより
団体さんで来る事が多かったのでなかなか此処には来れずにいました
この「雪は天から送られた手紙である」という言葉は
博士のエッセイ集『雪』のなかに書かれていて
とてもロマンチックな言葉です

世界で初めて人工的に雪の結晶を作ることに成功した中谷宇吉郎博士は
雪の結晶のことを「天からの手紙」と表現しました
雪の結晶はこの世界に1つとして同じ形の物はないそうです
雪の結晶を調べると上空の気象状況が分かるということです
まさに自然が作りだした極上のアートですね

「真っ暗なベランダに出て懐中電灯を空に向けて見ると、
底なしの暗い空の奥から、
数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちてくる。
それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら舞って来るのである。
そして大部分のものはキラキラと電燈の光に輝いて、
結晶面の完全な発達を知らせてくれる。
…何時までも舞い落ちてくる雪を仰いでいると、
いつの間にか自分の身体が
静かに空へ浮き上がって行くような
錯覚が起きて来る」(『雪』より)


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天から降ってくる雪を見ながら感じる何とも言えない感覚
この感覚を上のような一節で表現するとは何と素晴らしい!
科学者でありながら詩人でもありますね
下の写真は中庭にあるグリーンランド氷河の原(修景/中谷芙二子)
博士が最後に研究をしたグリーンランドから持ってきた
60トンの石で作られていて水道水を使っての人工の霧を見ることができます  

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異常気象… これまで経験した事がない…
そんな言葉を多く耳にするようになった日本列島
北極の氷は現在1980年代の半分になってしまったとも聞きます
氷は降った雪が固まり何万年もかかってできた地球の宝
この宝を私たち人間は未来に残していけるのでしょうか…
ずっと行きたかった 「中谷宇吉郎雪の科学館」を堪能できました

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さて旅の様子はボチボチ更新です





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